翔龍への未知。

日々感じたことを思いのままゆるーく気ままに綴ります。よろしくお願いします。

夜の街でのこと9。

キャストの仕事。

基本的に次の3種類しかない。

フリーのテーブルの仕事。
指名テーブルの仕事。
ヘルプの仕事。

まず、指名テーブルがないとヘルプの仕事しかないといってもいい。


ヘルプの仕事は難しい。
お客様の指名キャストがテーブルに戻るまでのつなぎ。
仕事が下手だとお客様を怒らせて次の延長が確定だったのにキャンセルでチェックになることもある。
下心につけ込んだ仕事ができない。

ヘルプの仕事ばかりでは、自分のポイントに繋がらない場合多い。

自分が知り合いなどの場合ヘルプの仕事がしたくてもキャスト回しに言われないとテーブルにつけない。
ヘルプのテーブルを選べない。

指名もなく、ヘルプするテーブルもなければウェイティングで待機しかない。
待機していても仕事をしているわけじゃないので給料もらえないこともある。

ヘルプはお客様に気を使う。
だから、気を使いたくないなら自分が持っているお客様情報を頼りに来店スケジュールを練るしかない。

キャストのテーブル回しをしていたこともある。
たまに、度肝を抜かれるようなある種変わったお客様にも出会う。
それは、ある意味反面教師であるし今も忘れられない。

ある時。
ずいぶん、生意気なそれでいて目には凄みのあるお客様3人が来店した。
僕は緊張しながらも、指名のキャストがあるか慎重にもお聞きする。
フリーで。
そのままテーブルに案内する。

まずは、3時間遊ぶからこの店のナンバーワンをテーブルにつけてくれと。
同業か?
引き抜きか?
緊張しながらも。
それには答えずに。
ウェイティングからつけていく。
まずは様子見。
どんなお客様か?
先発隊を送る。

次に入れ替わりで。
違うタイプをつける。

何も言われないからまた変える。
スタッフを呼んでるとキャストが。
指名か?
違った。
ウェイティングじゃなくて違うテーブルの指名から抜いてつけろと。

なかなか高度なお客様。

ウェイティングが仕事できないと決めつけている。
鼻を明かすために。
奥の手を。
しかし、店の手の内を見せるわけにはいかない。
次のセットで奥の手を投入。
呼ばれて。
指名が決まった。

ナンバーワンをテーブルに呼べなんて、生意気極まりない。
しかし、逆手にとれば延長確定に持ち込める。

キャストの回し。
自分の思ったキャストをお客様につけて、指名もしくは延長指名、ヘルプが指名にもなったときにアドレナリンが噴出する。
自分の思い通りにテーブルを回せたら。
男子スタッフの何気ないひと言で、延長を決めるお客様。
チェックして。
タクシーまで呼んで、外でキャンセルしてまた戻ってきて再指名してくれるお客様。
銀行ATMまで連れて行ってと言われるお客様。
1時間しかいないのに。
今日は時間取りにこないでといってオープンラストで遊んでいただくお客様。
様々な人間模様がときに僕を涙オトコに変えた。

暇なときにたまたまキャストのケータイ見たら発信履歴でいっぱいで、それでも来店してもらえなくて。
粘ってるキャストの背中。
その背中見ていたら、できないと逃げ出しそうになっている自分の器の小ささに反吐がでた。
いつも負けん気強くて、弱音はかないキャストが見せた悔しいと流したひと粒の涙。

キャストを見てると。
燃えてきていた自分自身。

僕よりも何倍もプレッシャーと戦うキャストたち。

気持ちを入れ替えて。
毎日闘っていた。

まだまだガンガンいきますよ(^^)